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画面を覚えよう

EXCELで新規作成すると、下のような画面が開くと思います。

縦には数字が、1,2,3,45・・と並んでいて、横には、A,B,C,D・・・と並んでいます。
これは各入力域の場所を示すものです。入力域のことをセルと言います。上の図ではB2セルを選択している状態と言います。選択というのは、読んで字の如く選んでいる状態のことを指しますが、セルが選択状態になっているときは、セルにデータを入力できる状態です。
というわけで、さっそくデータを入力していきましょう。

初めてのデータ入力


いったん、こんな感じのデータを入力してみましょう。簡単ですね。
初めてのEXCELで手が止まるのが、マウスでの操作なんです。

マウスの形を覚えよう

実はEXCELで表示されるマウスの形にはそれぞれ意味があります。そして、それぞれ機能が違います。

太い十字のようなマウス


こんな感じのマウスポインタの状態のときに、クリックすると、セルを選択状態にすることができます。例えば、C2セルの上で太い十字ポインタのときにクリックするとC2セルが選択状態になります。

矢印十字のようなマウス


こんな感じのマウスポインタを見るにはコツがいります。
選択状態のセルの枠線上にマウスを動かす必要があります。図ではB4セルは選択状態になっています。選択状態のセルは標準では緑色の枠線で囲われます。このB4セルの枠にマウスを当てると、矢印十字の状態になります。
矢印十字の状態では、データを移動したり、コピーしたりできます。

上の図では、B4セルのデータをD3セルに移動しようとしています。
次の手順をふむだけで、簡単にセルのデータを移動することができます。

  1. 矢印十字の状態にする
  2. クリックする(クリックしたまま離さない)
  3. マウスを移動する
  4. クリックを離す

このように、クリックしながらマウスを移動することをドラッグと言います。矢印十字の状態はドラッグできる状態になります。

ドラッグを終えるとセルのデータが移動1)します。
ドラッグ中に「Ctl」キーを押すと、コピーとなります。

十字マウス


このようなマウスポインタはセルを選択している状態で、選択領域の右下にマウスを持ってくると、表示されます。
上の図のような状態で、下向きにドラッグすると自動で値が入力されます。

初めての式入力

いま下の図のようなデータがあり、C列に、それぞれの値を2倍した値を出力したいとします。

次にC2セルに「=」を入力し、キーボードの「←」ボタンを押します。
そうすると、下のようになります。

セルの最初に「=」を入力することによって、「数式入力」モードとなります。なので、数式を書きたい場合はセルの最初に「=」を入力します。
数式入力モードでは、セルの参照ができます。「←」ボタンを押したので、C2セルの左のセルを参照している状態ということです。
セルの参照というのは、他のセルの値を数式中で使う、という意味です。ここでは、B2セルの値を2倍したいので、B2セルを参照します。
続けて「*2」を入力します。全体では「=B2*2」となります。

このあと、C2列を選択した状態で、十字マウスの状態で、ダブルクリックしてみてください。下のように自動で入力されます。

1)
データが移動する、というのは元の位置から消えることを指します。元の位置に残しまま新しい位置にも同じデータを写すことを、コピーといいます。